1890年(明治23年)6月 – 1988年(昭和63年)5月27日)、中国文学者。現在の福井県越前市生まれ。雅号・蘆北。京都帝国大学文科大学文学科修了。1928年立命館大学予科教授。1946年同法文学部文学科部長。1949年「漢魏六朝文学思想論」で文学博士(京都大学)。立命館大学文学部長・文学研究科長を数次務める。立命館理事。1959年特別任用教授。1969年名誉教授。
中国文学思想論考 昭和23年2月 秋田屋刊
(訳注)楚辞 昭和10年11月 岩波書店刊
詩経国風(世界文学大系7A中国古典詩集1) 昭和36年6月 筑摩書房刊
王漁洋(漢詩大系第23巻) 昭和40年12月 集英社刊
詩経国風(世界古典文学全集第2巻) 昭和44年2月 筑摩書房刊
中国文学思想管見 昭和57年6月 朋友書店刊
帰震川 芸文10-10、11、大正8年10月、11月
方望渓 芸文11-6、8、大正9年6月、8月
王弇州の文章観と其文章 支那学1-5、大正10年1月
桃の伝説について 支那学1-11、大正10年7月
先秦文学に於ける叙景 支那学2-6、7、大正11年2・3月
柳子厚の山水遊記に就いて 支那学3-1、大正11年10月
後漢中葉後の世相の1面に就いて 高瀬博士還暦記念支那学論叢、昭和3年12月
漢魏の際に於ける時代思想 支那学5-1、昭和4年3月
詩の比興に就いて 支那学5-2、昭和4年6月
柳宗元伝記 立命館学叢1-6・7、昭和5年2月、3月
支那文学と隠遁思想 立命館学叢2-5、昭和6年1月
支那文学と頽廃思想 立命館学叢3-7、昭和7年3月
詩仙李白を論ず 叡山学報7、昭和8年11月
支那文学と山水思想 立命館文学1-3、5、7、12、昭和9年3、5、7、12月
屈原と柳子厚 立命館35周年記念論文集「文学篇」、昭和10年11月
王維の山水詩と仏教に就て 支那仏教史学4-4、昭和16年1月
王維の生涯の一面 立命館大学法文学部文学科創設記念論文集、昭和16年6月
李長吉を論ず 支那学 小島・本田二博士還暦記念号、昭和17年4月
王維の文学思想 立命館大学論叢第8輯(国語漢文篇第2号)、昭和17年7月
楚辞概説 立命館大学論叢第15輯(国語漢文篇第4号)、昭和18年8月
王維 中華六十名家言行録(青木正児博士還暦記念)、昭和23年2月
老子の人生哲学 立命館文学66、昭和23年9月
陶淵明の守拙について 立命館文学81、88、昭和27年2、9月
文と道 立命館文学100、昭和28年9月
王維の話 懐徳27、昭和31年10月
隠逸思想の流変について 立命館大学文学部創設三十周年記念論集(立命館文学第150・151号)、昭和32年12月
揚州に於ける王漁洋 立命館文学245(故青木正児博士追悼号)、昭和40年11月
噫岳陽翁 立命館文学1-2、昭和9年2月
弔辞 立命館文学1-2、昭和9年2月
噫、岡田希雄君を憶ふ 立命館大学論叢第12輯(国語漢文篇第3号)、昭和18年5月
立命館文学創刊十五周年にあたりて 立命館文学70・71・72、昭和24年10月
学問といふこと 説林2-1、昭和25年1月
東洋文化への反省 説林3-2、昭和26年2月
元政上人と竹 洛味第53集、昭和31年3月
哭小泉博士 立命館文学140、昭和32年1月
青木迷陽博士を憶う 立命館文学245(故青木正児博士追悼号)、昭和40年11月